前回の続き
海山フィッシングセンターでキス釣りをしました(その1_エレキ船に乗るまでに)
海山フィッシングセンターに到着
- 事前に予約済み
- 受付で名前と住所を記入し、料金を支払います
定員2名までのエレキ船は1隻6000円です。
三重県の海上釣り堀など男性一人8000円〜10000円ぐらいが相場なので、エレキ船に2名乗れば一人当たり3000円と考えるとお得かなと思う私です。
エレキ船に荷物を載せて息子(7歳)と乗り込んだら、エレキ船の操作方法について説明がありました。
エレキ船の操作方法は写真付きパネルで船の中に置いてありました。万が一説明を忘れても大丈夫です。
早速、エレキ船で出発です。
操作方法は父親の言う通り、原付と似た感じです。
“曲がりたい方向と反対方向にハンドルを曲げる”という操作に慣れるまではちょっと辛かったです。
スピードは本当にゆっくり
これなら私でも大丈夫、安心して息子と魚釣りを始めました。
潮が止まっていた時間だったのでしょう。朝は波が全くなくて、どこかの池で魚釣りしているんじゃないか?と思ったぐらいでした。
潮が止まったいたからか?最初は全く釣れませんでした。
少しすると、ちょこちょこと、この写真の魚が釣れました。
黄色いヒゲ(ナウシカの王蟲のヒゲみたいなやつ?と似ている)もあって、模様も怪しげだったので、毒があるのか?と思い息子と警戒して釣ってはリリースを繰り返しました。
自宅に帰って、息子と魚図鑑で調べたら、”ヒメジ” という魚で黄色いヒゲは味覚を感知できるとの事
割と美味しいらしい..
余談ですが図鑑の同じページにヒメジ科の魚で「おじさん」という名前の魚を見つけました。
グルグルとエレキ船で海を回って、隈なく竿を垂らして、キスを探しました。
この大海原で息子と2人
- あっちへ行って竿を垂れては「釣れない」
- こっちへ行って竿を垂れては「釣れない」
- そっちへ行って竿を垂れては「釣れない」
あっち、こっち、そっちしていたら、遂にキスが釣れました。
キスは群れで行動していると聞きますので、釣れたところでしばらく釣る事にしました。
5匹ほど釣れたところで、ふと気がつくと元いた場所から大分離れています。
潮が動き出した様子
同じ場所で釣りをしたいと思いまして、船の中にあるアンカーに目が止まりましたが、アンカーの打ち方を知らない
私一人だったら、訳も分からずアンカーを打って、船が傾いて、海にドボンしても自己責任ですが大事な息子を乗せているので、やめました。
それよりも潮の流れに任せて、底をズリズリと擦りながら探り釣りしていく事にしました。
ボートを固定したければ、筏があればそこに固定させてもいいかもしれません。
一度だけ、物凄い勢いの引きがあり、このキス針仕掛けではバラすに違いないと思いながら格闘しましたら案の定バラしました。
つり針が曲がっていまして..「逃した魚は何とやら」状態です。
- お手洗いに行きたくなっては元の船着場へ戻り
- お昼ご飯を食べるために船着場へ戻り
- お手洗いに行きたくなっては元の船着場へ戻り
ボートだと自由に行動できるので、お手洗い関係で非常に助かりました。
女性が船で魚釣りをするのにボートは丁度良いかもしれません。
午後から天候が急変し、風が出て、波が出て、雨が降り、そこで中止にしました。
ボート釣り、楽しかったです。
ボートで釣れた魚をクーラーボックスに入れる作業を必死で行う息子
天候が良い時にまたチャレンジしたいです。
実父はカサゴやキスを釣っていました。
今回の釣果は3人でキス12匹 カサゴ2匹 マゴチ1匹 です。
釣りその他
帰りに引本港と尾鷲港で試し釣りをしました。
最初に引本港
本当は ”引本港タンク前” という所で釣りたかったのですが、既に釣り人が多くいたので諦めて違う所で釣りをしました。
キタマクラを釣りました。
釣った当初はキタマクラがどんな魚か知らず、カワハギ系の魚か?と一瞬心ときめいたのですが、若干怪しい(毒ありそう)容姿だったので海にリリースしました。写真も撮っていません。
後で息子と魚図鑑で調べたら「毒がある」との事です。
これからは正体不明の魚は釣れたら直ぐにスマホで調べようと「魚みっけ」のアプリをインストールしましたが、「魚みっけ」のアプリが動きません。
何とか改善してくれたら嬉しいなぁと切に願います。
次に尾鷲港
尾鷲港では赤灯台の方で竿を垂らしましたが何も釣れず、海面を覗くと魚がうようよ漂っていましたが、あの漂い方は トウゴロウイワシ ですね..
結構な高低差で怖いです。
トウゴロウイワシを釣ろうと思ったら、サビキの色はピンクスキン 海面スレスレにサビキ仕掛けを垂らすと釣れる事が多いです。
トウゴロウイワシはウロコ処理が面倒くさいですが、身はパサついた感じでオイルサーディンにすると美味しいです。骨はカタクチイワシやマイワシより少々きついですが、スルッと取れます。
トウゴロウイワシはイワシと名が付いていますが所属はトウゴロウイワシ科でマイワシやウルメイワシ(ニシン科)とはちょっと違ってボラっぽい容姿です。
最近、魚図鑑を手放せない生活です(笑)