前回の続きです。
続きっていうほど大した話はないので、おヒマな時にでも読んでくだされば…嬉しいかなと
昼食を食べ、両親と子どもとレストランの駐車場でお別れします。
私と夫はロードスターに乗り込みます。
夫が「どこに行くの?」と聞くので迷わず
「青山高原」
と即答します。
「どうやって行くの?」
「時間がないから津インターから高速道路に乗って久居インター、165号線、青山高原」
と、即答します。
「津インターの手前にあるスーパーの駐車場で体制を整えて運転交代という事で」
間髪入れずに、また今後の段取りについて、有無を言わせない形で畳み掛けます。
迷ったら負けです。(何に負ける?)
しかし、真夏のロードスターは暑い、ホロから熱気が伝わってきます
レストランから津インター近くのスーパーまで、夫がロードスターを運転して、スーパーで交代です。
夫はロードスターの座席を私が合う様に合わせてくれますが(彼方此方さわられたくないかららしい)最近、いちいち私が座らなくてもシートが合う様になってきました。
そうそう、少しずつ慣れていってるんだよ、私が乗ることにさ、気がついてないだろうけどさ
さっそくロードスターを運転です。
私がロードスターを運転
慣れてきて、緊張しなくなっていますが、目は三角です。
1速から2速へシフトチェンジする時など、まだぎこちないです。
デミオを運転している時より、ややふかし気味にアクセルを踏まないと、エンストさせてしまいそうになります。
兎に角、色々と試してみたいと思うわけです。
今回はブリッピングなんかやってみようと、こっそりふかしてシフトダウンしていたら、バレているらしく
「今、何した?」
と、すかさず聞いてきます。
「ブリッピング」
「普通にブレーキかけて減速したらいいから」
乾いた会話が繰り広げられます。
- 「今、何した?」
- 「ブリッピング」
- 「普通にブレーキかけて減速したらいいから」
- 「今、何した?」
- 「ブリッピング」
- 「普通にブレーキかけて減速したらいいから」
- 「今、何した?」
- 「ブリッピング」
- 「普通にブレーキかけて減速したらいいから」
この乾いたやり取りが3回ぐらいありました。
国道165号線、のぼりの峠に差し掛かったところで夫に運転を交代しました。
昔みたいにハンカチを口に当てて、目がうるっとなった感じがなくなってます。本人は認めていませんが、私がロードスターを運転するのに慣れてきてるんだって!
夫に運転が変わると我が家のロードスターさんは悲しいかな、さっきのぎこちなさとはうって変わって、スイスイ走り出します。
しょうがないですよね….こればっかりは
青山高原の山頂付近の駐車場に駐車して、景色を見たりして、楽しみます。
キツネがいました!
夏ですが結構涼しくて過ごしやすかったです。
ロードスターと少しだけ話をする
駐車場から、山頂付近でオープンにしてウロウロと運転させてもらえました。
いつもロードスターを運転している時は目が三角、真剣になります。
すごく真剣に走っていたら、下の急カーブにさしかかりました。
下のカーブは苦手なんだよな〜
と思いながら走りましたら………..
あれっ?っと
紙が上から下へ落ちていくように、ハラリ、ハラリ、とロードスターが下のカーブを降りていきます。
なんの危なげもなく、ス〜イスイっと走ります。
すごい不思議な感覚です。
マーチに乗っていた時も、アイに乗っていた時もこんな感覚になった事はありません
「下のカーブは苦手なんだけど、なにこれ?スイスイ運転できるんやけど」
と、言いますと夫が「そやんか?」といった感じです。
初めての感覚に嬉しくなって
「車によってこんなに運転に差が出るなんて実感したのは初めてだわ〜、ロードスターはすごいね〜」
とか
「いいね〜」
とか
「楽しいね〜」
とか
「鼻先が軽いね〜」
とか
走っている最中、ロードスターを感心して褒めていましたらば、何故か夫が気を良くして、
「もっと運転してみる?」
と聞いてきたので驚きましたがそのまま、運転させてもらう事にしました。
そうしましたら、そこから、ロードスターを運転する際のぎこちなさがややなくなって、少しだけロードスターと話ができたかな?と思った次第です。
早く帰らないと、子どもがおじいちゃんおばあちゃん&犬と待ってます。
夫の実家で食べる夕飯に間に合わなくなります。
という事で青山高原を後にしました。
この初めて味わった運転の感覚が忘れられなくてですね
次回に続く…(ほどのものでもないのですが…)