小児科の先生のリクエストに真面目に応えたらウケる….

息子は小さい頃から「き」と発音すると「ち」と聞こえてしまいます。

昔から気になっていましたが、大きくなったら自然と発音できるようになるかなと様子見状態でした。

しかし、現在小学1年生…

まだ「き」が「ち」に聞こえます。

それ以外の発音に問題はないと思います。

今日、息子は娘と遊んでいて、「き」が「ち」に聞こえて、喧嘩になりそうな出来事がありました。(詳しくは後で説明します。)

それを見て…さすがになんとかしないとこの先、色々あるかも…と決心して、子育てセンターに相談の電話をしましたら、「かかりつけの小児科の先生に相談し、先生が発声の訓練が必要と判断すれば、しかるべきところを紹介してくれる」と教えてくださったので、さっそく、いきつけの小児科へかかりました。

いきつけの小児科の先生はやや厳しく、曖昧が許されない感じの先生です。(でもとても人気)風邪をひいて受診するときなど

「熱、38度ぐらいが3日ほど」

などと曖昧なことを言うと

「何日から発熱したのですか?、熱は具体的に何度が何回?」

と具体的に聞き返されちゃうので

いつもはいい加減な私ですが、先生に聞き返されないように、診察を受ける前に

「23日から熱が出て、熱は38.1度。症状は咳と鼻水です。特に気になる症状は鼻水で眠りが浅いこと、7時に葛根湯を飲ませております」

みたいに、頭の中で症状を伝えるセリフを繰り返しています。

今回は受診する前に

“「き」がうまく発音できなくて「ち」 言語訓練が必要ならば、しかるべき病院を紹介してほしい。”

ストレートにお伝えできるように頭の中でセリフを繰り返していました。

診察の順番が回ってきました。

頭の中で考えていたセリフをそのまま先生にお伝えします。

先生は「ふ〜む」と考えて…..そうして私に「お母さん、何か試しに(”き”のつく言葉を)言わせてみて」と私に言いました。

私はとっさに今日、「き」と「ち」の違いから喧嘩になりそうになった、あの言葉を息子にリクエストしてしまいました。

”「きんこ」って言ってみて”

息子は 了解! とばかりに大きな声で 「きんこ」 と言いますが、「き」は「ち」と発音されてしまい

◯んこ

としか聞こえません。

そうしましたらば、少々厳しい感じの先生のツボにはまってしまったらしく、「ウケました」「ウケました」「いや〜ウケた、ウケた」とウケたを連発しておりまして、そんなに面白かった?と思いながらも、慌てて「すみません、ふざけた訳では決してなくて、”きんこ”で今朝も姉と喧嘩になりそうでして…」

と訴えました。

冷静に考えたら「きつつき」とか「きんもくせい」とか「きつね」とか「キンチョール」とか “き”のつく言葉はいくらでもあったのですが…

少し診察した後

「大丈夫です。わかっています。確かに訓練が必要です。紹介状を書きます。紹介する病院はちゃんと言語聴覚士がいるところです。そこで診察してもらってください」

と仰って、診察は終わりました。

今週は病院通いWeekになります。

時間のある、夏休みに自宅でも訓練して、2学期から「き」と正確に発音できるようになれればなぁ….

娘と喧嘩になりそうになった件は

「きんこ」絡みですが、息子と遊んでいた娘が床におもちゃの鍵が落ちているのを見つけて

「これ何の鍵?」と息子に聞きましたら、息子は何気に

「きんこの鍵」

と答えたつもりなのに「き」は「ち」と聞こえるため

「◯んこの鍵」

となってしまい

娘の目が三角となって「何言ってんの?なんの鍵?」と厳しく問いただしては

「◯んこの鍵」

と一生懸命答えておりまして、私はそれを見て、真面目に慌てた訳です。

大昔から小学生、高学年女子は男子の下品ネタに厳しいです。

こんな場面が果たして小学校生活であるのかどうか謎ですが、兎に角、病院へ通って訓練を受け頑張ろうと思います。

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